このサイトでは、保育士の面接で聞かれることを詳しく解説します。
実際の面接官が教える!ココだけなので保育士さん必見です。
また回答内容まで詳しくお伝えしています。
これで面接の不安もなし!自信を持って面接を迎えられるよう、最後までご覧ください。
面接を受ける際の心構え・ポイント
- 保育士のお仕事は、お子様を預かるだけではなく、社会的役割もある重要なお仕事だと認識することが大切です
- 「面接を受ける」というマインドではなく、「自分自身を知ってもらう」「面接先の施設のことを詳しく知る」という気持ちを持ちましょう
- 学校や前職場で学んだことや感じたことを振り返る良い機会にしましょう
面接に行く前の準備
- 面接先の情報確認
・面接前に必ず面接先の情報をホームページやSNS等で確認しておきましょう
(保育理念や方針、取り組みや保育内容など)
・確認して分からない点や気になった点は、面接時に確認しても問題ありません - 持ち物
・バッグ:A4サイズが入るものが良いでしょう
・履歴書:事前に郵送ではない限り、必ず持参しましょう
(履歴書を合わせて職務経歴書を求められる場合あり)
・保育士証:コピーを準備しましょう
(保育士証の他に幼稚園教諭など業務に必要なものを含む)
・クリアファイル:履歴書など提出するものに使用します
・メモ帳:面接前や面接中、面接後で必要な場合に記録を取りましょう
・筆記用具:メモを取るのに使用したり、当日の筆記試験などに使用します
・スケジュールが把握できるもの:別の日で施設見学や二次面接の日程調整などに便利です
・携帯電話:電車の遅延や渋滞等で保育園に緊急の連絡が必要になる場合があるため、必ず連絡が取れる携帯電話・スマートフォンを持参しましょう。保育園側から緊急の連絡が来る可能性もあります。
・ハンカチ/ティッシュ:ビジネスマナーとして必ず持ち歩くようにしましょう
・面接場所が分かるもの:初めて行く場所だと迷ってしまい、遅刻の可能性もあります。
携帯電話でも調べることはできますが、地図や印刷されたものを準備しておきましょう
・スリッパ(上靴):面接先で準備されている場合もありますが、万が一に備えて準備してお
きましょう
・個別指定されたもの:なかには応募時に課題を求められたり、身分証明なども必要な場合があります - 服装
・応募先からの指定がない限りは、スーツが基本です
落ち着いた着こなしを心掛けましょう
・メイクはナチュラルメイクで、ノーメイクや濃いメイクはNGです
・髪の毛は明るすぎない色と奇抜なスタイルはNGです。留めたり束ねたりして、すっきりとした印象を心掛けましょう
・その他、爪の長さやアクセサリーにも注意しましょう - 交通手段
・電車やバスの場合は、時刻表や乗り換えなども十分に把握しておきましょう
運行見合わせや遅延なども可能性があるため、早めに向かうなどの対応が必要です
(どうしても遅刻してしまう場合には、必ず連絡しましょう)
面接
- 面接時間
・おおよそ30分~1時間です。面接先の都合や内容について、短くなったり長くなったりする場合があるため、スケジュールは確保しておきましょう
・限られた時間のため、アピールできるよう準備をしておきましょう - 面接官
・基本的には園長や理事長が対応します。複数園を運営している場合、各施設の園長が参加する場合もあります。(副園長や主任が対応する場合あり)
・採用担当が専任でいる場合、担当者が同席する場合もあります
・人数は面接先により異なりますが、2~5名程度の複数で行われるのが一般的です - 面接雰囲気
・面接では受け答えだけではなく、人柄や立ち振る舞い、表情なども採用の判断材料になるため、和やかな雰囲気で行われるのは一般的です。
・緊張せず、自分自身のアピールができるよう準備をしましょう
実際の質問15選・回答例
- 志望動機
・必ず聞かれる質問です。応募先の保育理念や方針、取り組みや保育内容を踏まえた上で、「なぜ他の施設ではなく、この施設に応募したのか?」ということを伝えられるようにしましょう
・受け答えも大事ですが、応募先で勤務したいという熱意や気持ちを込めることが重要です - 求職活動内容
・どのような方法で求職活動をしているか?聞かれる場合があります
・活動内容をそのままお伝えして問題ないですが、目的を持って活動していることを伝えましょう - 前職の仕事内容
・どんな仕事を担当していたか?の確認もありますが、理解をしているか?という視点でも見られることがあります。より詳しく説明できるように、まとめておくと良いです
・新卒の場合は該当なし - 前職の会社概要
・施設に関する情報や仕事内容だけではなく、会社概要も把握して説明できるようにしておきましょう
(例:保育施設以外に介護施設なども運営しており、社会福祉関係の法人です)
・運営している施設数や業種、事業内容は必須です - 退職理由
・こちらも必ず聞かれる質問です。待遇や職員への不満、人間関係などネガティブなことを正直に伝えると、逆に突っ込まれたり辞めてしまう可能性があると思われてしまいます
・正直に話すのではなく、前向きな理由を伝えるようにしましょう
(例:明確な人事評価制度があり、キャリアアップを図りたいと考えた)
(例:職員間の意見交換ができず、改善を求めたが改善されず、良い保育サービスが提供できないと感じた)
・新卒の場合は該当なし - 保育士になったきっかけ
・この質問では、仕事に対する思いや熱意を聞きたいものです
・人それぞれ異なるきっかけがあるため、自分自身のエピソードを交えながら具体的に伝えましょう
・こどもたちとの関わりで得たものや感動したことも伝え、こどもの成長に関わる魅力や熱意などが伝えられるとベストです - 自分自身の保育園時代の思い出・エピソード
・ここでは、自分自身が通っていた保育園時代の思い出やエピソードを具体的に伝えるところです。(保育園ではない施設に通っていた場合は、その話で問題なし)
・苦労したことやイヤな思い出などでも、逆に「そのような思いはさせたくない」という視点で伝えることも良いでしょう - 実践したい保育・目指す保育
・ここでは、保育に対する思いや信念を確認すると同時に、応募先の保育理念や方針と合っているかも見られているところです
・応募先の保育理念や方針と相違がないか?しっかりとした準備が必要です - 通勤手段
・どのような手段で通勤するかを正確に伝えるようにしましょう
(電車の乗り換えやバス、車など)
・通勤中の事故や怪我のリスクもあるため、安全に通勤できるかという視点でも重要な項目の1つです - 健康状態
・こどもたちを安全に預かる目的で、健康状態も確認されることが多いです
持病や過去の病歴など、勤務に少しでも影響されるようなものがあれば、正直にお伝えすることが大切です。勤務した後のご自身のお仕事にも関わる項目の1つです - コミュニケーション力
・こどもたちや職員間、保護者対応など採用基準の中でも重要な項目です
・受け答えの中でも、面接官とのコミュニケーションが取れているかも見ています
・今までの経験の中で、具体的なエピソードも交えると効果的になります
・伝えるだけではなく、受け取る側のしぐさや姿勢もコミュニケーションの1つですので、面接官が言ったことに対して、相槌や頷きをすることで、しっかり聞いているという印象を持ってもらうことができます - 環境対応力
・施設の取り組み内容によって、様々な環境に対応する必要があります。そういった環境に適応できるか?という視点の質問です
(例:野菜作りをするため、土を触ったりすることに抵抗はないか?)
(例:鳥類を飼育しているため、アレルギーなどはないか?)
(例:公園に遊びに行くことが多く、こどもたちが虫などを捕まえるが、触れるか?) - 求職活動状況
・現在の求職活動状況を正直に伝えて問題ありませんが、目的を持って活動していることを伝えましょう
・こちらの意図としては、どのくらい面接を受けているか?など状況確認のため、面接数や面接先など具体的な内容は伝えなくても問題ありません - 意思確認
・面接する前と面接した後で、気持ちの変化などはないか?の質問です
・仮に候補者が複数名いて、先方が採用を前向きに考えている場合、断られることを避けたいための意思確認でもある可能性があります。結論を言う必要はありませんが、前向きな意思を伝えるようにしましょう - 質疑応答
・ほとんどの面接では、最後に「何か質問はありますか?」と聞かれます
・「特にありません」と言ってしまうと仕事に対する熱意がないと思われてしまう可能性があります。自分にプラスになるような逆質問を準備しておきましょう
(例:ピアノが得意なのですが、音楽にはどのくらい力を入れていますか?)
・どうしてもない場合は、「お話の中で、いろいろ聞かせて頂きましたので特にありません。詳しく教えて頂き、ありがとうございました。」と言葉を添えることも良いでしょう
面接官が見ているポイント
- 人柄
人柄は最重視しています。面接では話し方や表情に人柄が表れるため、明るさや前向きな姿勢、コミュニケーション能力など、面接官の目を見て、はっきりと受け答えするようにしましょう - 一般常識・マナー・身だしなみ
業務上でこどもたちや保護者など多くの人と関わりを持つため、一般常識や基本的なマナーを備えていることが大切です。清潔感のある服装や髪型で、自然な笑顔でいることを忘れずに、明るい印象が何よりも重要です。 - 熱意・仕事に対する思い
志望動機の内容だけでなく話す姿勢や表情からも伝わるものです。明るい表情と良い姿勢を心掛けましょう。この園で長く続けてくれるのか?本当にこの園で働きたいのか?という視点で見ていますので、自分自身をアピールしていきましょう
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